RCSトップページ滋賀会館シネマホール 武満徹-映画音楽の世界 映画で聴く武満徹
 


武満徹 映画音楽の世界
映画で聴く武満徹

10月6日&7日の大津祭および8日の武満生誕日にあわせ、滋賀会館1F大ホールと滋賀会館シネマホールにて、武満徹が音楽を担当した映画作品全5作を特集上映致します。

当日1プロ:一般\1,300 会員、学生、シニア:\1,000
当日2プロ:\1,800

(複数名でのご利用不可/2プロ券×2枚の同時お求めで本特集のご招待券を1枚進呈)


*滋賀会館1F大ホール上映作品

『素晴らしい悪女』

素晴らしい悪女、スチル画像

1963年/89分/モノクロ/東宝
監督:恩地日出夫 脚本:白坂依志夫
撮影:内海正治 美術:阿久根厳
出演:団令子/久保明/内田裕也/田村奈己/宮口精二

魔女か、天使か、一瞬に恋に陶酔させる最高の女

ミカは人を信じない。世の中は金が全て。自由奔放に生きる、ミカは悪いことをしても憎めない不思議な魅力を持つ女。ミカと同じアパートに住む葉介は大学生。就職試験に失敗した彼はミカの自由な生き方にあこがれを抱くようになって…
お姐ちゃんシリーズで不動の人気を得ていた団令子が、この作品で陰のある大人の女を魅力的に演じて新境地を開いた。ラテン風の主題歌と、弦楽オーケストラの楽曲の対比が際立つ

10/7(日) 10:40(〜12:10)
10/8(祝・月) 18:15(〜19:45)


『自動車泥棒』

自動車泥棒、スチル画像

1964年/99分/モノクロ/東宝
監督、脚本:和田嘉訓
撮影:福沢康道 美術:北猛夫
出演:安岡力也/デビィ・シェス/寺田農/フランツ・フリーデル/上岡肇(ケン・サンダース)

日本脱出を夢見る不良孤児たちの逃避行!

施設で暮らす孤児の少年たちが、今日もジャガーから車輪を盗み出した。リーダー格の酋長の夢は、自分達で自動車を組み立てて港へ向かい、ヨットで日本を脱出しアフリカに渡ること。仲間の裏切りに遭いながらも遂に施設を脱出し、横須賀に向かう酋長だったが…
個性派の俳優陣が脇を固め、映像も音楽も斬新! 映画デビューの安岡力也演じる酋長の望郷の念を、合唱曲<風の馬>でも使われたアフリカのララバイで表している

10/7(日) 18:45(〜20:25)
10/8(祝・月) 10:15(〜11:55)


『怪談(国際版)

怪談、スチル画像

1965年/161分/カラー/にんじんくらぶ、東宝
監督:小林正樹 原作:小泉八雲
撮影:宮島義勇 美術:戸田重昌 音楽音響:武満徹
出演:三國連太郎/新珠三千代/岸恵子/仲代達矢/志村喬/中村嘉葎雄/中村翫右衛門

小泉八雲の幽玄な文学を映像化、日本美を究めた一大映像詩!

小泉八雲の原作より、「黒髪」「雪女」「耳無芳一の話」「茶碗の中」の4編を選んで構成されたオムニバス。稀代の名脚本家水木洋子が脚色を担当
今回の上映では、完全版より20分短く、ソフト化されていないカンヌ映画祭をはじめ、海外で上映され多くの賞に輝いた国際版にて上映。楽器を殆ど使わず、全編をテープの多重録音(ミュジック・コンクレート)で音響の演出を施した、20世紀の映画音楽史上に残る一大実験作

10/7(日) 13:00(〜15:45)
10/8(祝・月) 14:55(〜17:40)


『心中天網島』

心中天網島、スチル画像

1969年/104分/モノクロ/表現社、ATG、東宝
監督、脚本:篠田正浩 脚本:武満徹、富岡多恵子
撮影:成島東一郎 美術:粟津潔
出演:岩下志麻/中村吉右衛門/小松方正/藤原釜足

武満が脚本から関わった、アングラ時代劇の最高傑作!

紙屋治兵衛は女房子供のある身でありながら、遊女の小春と深く馴染んでいた。だが成金の太兵衛が、金にあかして小春を身請けしようとする。覚悟を決めた冶兵衛と小春は心中を決意する
近松門左衛門の原作を武満らが大胆に脚色。独立プロ低予算ながら、キネマ旬報のベストワンに輝く。シャープな映像やユニークで鮮烈な美術、ガムランやピグミーの音楽などが、紙屋治兵衛と小春の愛欲の世界と情死への道行きを鮮烈に描きだす

10/7(日) 16:20(〜18:10)
10/8(祝・月) 12:30(〜14:20)


*滋賀会館シネマホール上映作品

「利休」

利休、スチル画像

1989年/135分/カラー/松竹
監督、脚本:勅使河原宏 脚本:赤瀬川原平
撮影:森田富士郎 美術:西岡善信/重田重盛
出演:三國連太郎/山崎努/三田佳子/松本幸四郎

権力者秀吉と求道者利休の蜜月と葛藤を描く不朽の名作!

天下統一を果たした豊臣秀吉と、戦国の世にあって茶の道を追究し続けた千利休。そんな美と知の体現者・利休と、絶大な権力を持ちながらも粗野で利休とは対極にある秀吉の友情と確執を、絢爛たる桃山文化を限りなく精緻に再現したセットと美術で描く
映画に登場する生花はすべて、自身も華道・草月流の家元である勅使河原監督の手による。邦楽器の響きの中からJ・デ・プレの<千々の悲しみ>が古楽器で美しく浮かび上がる

10/5(金)〜8(祝・月)

10:00(〜12:20)



主催:シネファンク/RCS/財団法人 滋賀県文化振興事業団 配給協力:東宝株式会社/松竹株式会社