*滋賀会館1F大ホール上映作品
『素晴らしい悪女』

1963年/89分/モノクロ/東宝
監督:恩地日出夫 脚本:白坂依志夫
撮影:内海正治 美術:阿久根厳
出演:団令子/久保明/内田裕也/田村奈己/宮口精二
魔女か、天使か、一瞬に恋に陶酔させる最高の女
ミカは人を信じない。世の中は金が全て。自由奔放に生きる、ミカは悪いことをしても憎めない不思議な魅力を持つ女。ミカと同じアパートに住む葉介は大学生。就職試験に失敗した彼はミカの自由な生き方にあこがれを抱くようになって…
お姐ちゃんシリーズで不動の人気を得ていた団令子が、この作品で陰のある大人の女を魅力的に演じて新境地を開いた。ラテン風の主題歌と、弦楽オーケストラの楽曲の対比が際立つ
| 10/7(日) |
10:40(〜12:10) |
| 10/8(祝・月) |
18:15(〜19:45) |
『自動車泥棒』

1964年/99分/モノクロ/東宝
監督、脚本:和田嘉訓
撮影:福沢康道 美術:北猛夫
出演:安岡力也/デビィ・シェス/寺田農/フランツ・フリーデル/上岡肇(ケン・サンダース)
日本脱出を夢見る不良孤児たちの逃避行!
施設で暮らす孤児の少年たちが、今日もジャガーから車輪を盗み出した。リーダー格の酋長の夢は、自分達で自動車を組み立てて港へ向かい、ヨットで日本を脱出しアフリカに渡ること。仲間の裏切りに遭いながらも遂に施設を脱出し、横須賀に向かう酋長だったが…
個性派の俳優陣が脇を固め、映像も音楽も斬新! 映画デビューの安岡力也演じる酋長の望郷の念を、合唱曲<風の馬>でも使われたアフリカのララバイで表している
| 10/7(日) |
18:45(〜20:25) |
| 10/8(祝・月) |
10:15(〜11:55) |
『怪談(国際版)』

1965年/161分/カラー/にんじんくらぶ、東宝
監督:小林正樹 原作:小泉八雲
撮影:宮島義勇 美術:戸田重昌 音楽音響:武満徹
出演:三國連太郎/新珠三千代/岸恵子/仲代達矢/志村喬/中村嘉葎雄/中村翫右衛門
小泉八雲の幽玄な文学を映像化、日本美を究めた一大映像詩!
小泉八雲の原作より、「黒髪」「雪女」「耳無芳一の話」「茶碗の中」の4編を選んで構成されたオムニバス。稀代の名脚本家水木洋子が脚色を担当
今回の上映では、完全版より20分短く、ソフト化されていないカンヌ映画祭をはじめ、海外で上映され多くの賞に輝いた国際版にて上映。楽器を殆ど使わず、全編をテープの多重録音(ミュジック・コンクレート)で音響の演出を施した、20世紀の映画音楽史上に残る一大実験作
| 10/7(日) |
13:00(〜15:45) |
| 10/8(祝・月) |
14:55(〜17:40) |
『心中天網島』

1969年/104分/モノクロ/表現社、ATG、東宝
監督、脚本:篠田正浩 脚本:武満徹、富岡多恵子
撮影:成島東一郎 美術:粟津潔
出演:岩下志麻/中村吉右衛門/小松方正/藤原釜足
武満が脚本から関わった、アングラ時代劇の最高傑作!
紙屋治兵衛は女房子供のある身でありながら、遊女の小春と深く馴染んでいた。だが成金の太兵衛が、金にあかして小春を身請けしようとする。覚悟を決めた冶兵衛と小春は心中を決意する
近松門左衛門の原作を武満らが大胆に脚色。独立プロ低予算ながら、キネマ旬報のベストワンに輝く。シャープな映像やユニークで鮮烈な美術、ガムランやピグミーの音楽などが、紙屋治兵衛と小春の愛欲の世界と情死への道行きを鮮烈に描きだす
| 10/7(日) |
16:20(〜18:10) |
| 10/8(祝・月) |
12:30(〜14:20) |